直線上に配置

カナダ旅行記★第1日目編

●2006年9月21日(木) 晴れ
◆福岡空港から成田空港へ

今朝は朝7時起床。天候は晴れでとってもいいお天気。気温はちょっと暑い感じ。ゆっくりと朝食を済ませてのんびり過ごし、10時20分ごろ両親にしばしのお別れを告げ自宅を出発。11時10分に福岡空港で友人と待ち合わせ。合流後JTBのカウンターで今回の旅程の全ての航空予約クーポン券を頂きました。成田行きのチケットについてはもうチェックイン済チケットを受け取りました。

英国テロの影響で手荷物持込が北米でもかなり厳しくなっているとのことで、液体やチューブ類(水類はもちろん、化粧水、コンタクト洗浄液、歯磨き粉、口紅など)は持ち込めないので、全てスーツケースにしまってくださいとのこと。こわーーーっ。急遽スーツケースを詰めなおし、手荷物をANAカウンターまで預けました。この預けた荷物はそのまま成田では受け取る必要がなく、そのまま成田発トロント行きのエアカナダAC002便に乗せてくれるらしい。うわ〜楽チン。さすがスターアライアンスグループ同士、連携が取れています。

そんなことで妙に関心しながら、その後空港の展望台で飛行機を眺め、さあこれから旅発つんだという気持ちを強くしました。機内で食べようとお昼ご飯にお茶とうなぎの入ったひつまぶし弁当を購入して搭乗。そして12時10分の全日空NH2144(機体はエアーニッポン)便で福岡空港を発ち、13時55分頃成田空港に到着したのです。


福岡空港展望デッキ 成田空港まで乗った全日空機 ひつまぶし弁当(うなぎ入)

◆成田空港散策〜日本出発へ

到着した後、シャトルバスに乗り込みターミナルに移動。そしてゲートで下車後、歩いて5分間程度でスムーズに新しくなった成田空港第一ターミナル南ウイングに移動。全日空や今回私が国際線で利用するエアカナダなどスターアライアンスグループが集結しています。ここは今年9月にオープンしたばかりでものすごくきれいで新鮮でした。整然とグループのカウンターが沢山並んでいます。そして海外に旅立とうとされている旅行客の皆さんが往来しています。わくわくわく。旅の期待がますます膨らんできます。JTBの集合場所をまず確認して、その後屋上の展望デッキに行きました。ノースウエスト航空等々、福岡では見ることのない沢山の海外の飛行機が止まっていたり、離発着の様子を見ることが出来ました。しばらくのんびりしていましたが、暑くなって疲れて、カフェクロワッサンでお茶をすることにしました。私はストロベリーのスムージーをいただきました。

そして15時15分、JTBのカウンターで添乗員の安田さんとご対面。安田さんは実は下の名前が私と一緒の"●●"さんなので妙に親近感が沸いてきました。後で聞いた話ですが、安田さんはもう50カ国以上世界中で添乗されてあるらしく、1年のうち半分以上は海外にいらっしゃるらしいです。ご結婚生活との両立はとてもハードだとおっしゃっていました。凄すぎます。(苦笑)航空予約クーポン券を全て添乗員さんにお預けして、トロント行きのチェックイン済チケットのみ受理。ANAのマイレージ登録も自動的にしてくださるとのことで、マイレージ番号をお伝えしました。そして機内で読むように言われた簡単な連絡事項のメモを頂き、友人と手荷物検査場に向かったのでした。手荷物検査、出国審査をスムーズにクリアーして、出国。出国したエリアには、高級ブランド品のブティックがかなり沢山並んでいました。海外に行く前にここで散財してしまう人たちが沢山いるんだろうなあ・・・・・。しばらく散策してぶらぶら。そして16時頃搭乗口に向かいました。数年前の成田は搭乗口まで黄色いシャトルで移動したのですが、今回はシャトルでの移動はありませんでした。定刻になり尾翼のカエデのロゴが印象的なエアカナダAC002便(新デザイン)に搭乗。17時15分に成田を離陸して日本に別れを告げました。


成田空港第一ターミナル南ウィング
チェックインロビー
エアカナダカウンター オブジェ・その1
フライト電光掲示板
最上段エアカナダのトロント行きの便に搭乗予定
謎のオブジェ・その2 成田空港展望デッキ スムージー
カフェクロワッサンで喉を潤しました
ブランド免税店ショッピング街
旅立ちの前に散財の誘惑が。。。
速水もこみちさん&伊東美咲さん
2人ともANAのCMしてます
★いざ出発★
エアカナダ搭乗口にて

◆機内あれこれ

日本発着便についてはこれまでANAかJALしか利用したことがなかった私。飛行機に乗った時点からもうそこは英語の世界なんだろうか・・・と恐れおののいていたら、日本人の乗務員さんも数名いらっしゃって安心しました。本国の女性乗務員さんは皆さん見た目40〜50才くらいの大ベテラン的な方たちばかり。日本では花形な職業ですけど、体力勝負の重労働だし、海外ではもしかして若い女性にさほど人気のある職業でもないのかもしれませんね(^_^;)一方で男性は若手の方が多かったです。席は横に2列4列2列の配置。私と友人は真ん中の4列配置の端2席になったのですが、添乗員さんの計らいで離陸後に空いている窓側空席2席に移動することが出来ました。なんとここは非常ドアの側。昔のいやな思い出が脳裏に蘇ってくるようでしたが、問題はありませんでした。偶然の席チェンジで一番前の席で、前方に大きく足が伸ばせたのが非常に助かりました。トイレにも近く、思いの外12時間半はラクでした。ただ、ショックなことが一つ。このエアカナダ機では一人一台のテレビではなく、数列で1台ペースで天井から小さいテレビが配置されていて、あとは前方に大きめのスクリーンが1つあるのみだったのです。この前方スクリーンは、モニターと違い、コントラストがあまり良くなくって全体的に白っぽくて見づらかったです。ゲームをしようと思っていたのに、好きな映画を見ようと思ったのに〜かなり想定外でした(^_^;)

カナダのトロント・ピアソン空港までの飛行時間は約12時間半。これまでで最高に長い飛行距離です(^_^;)機内放送ではマイケル・ダグラス&キーファー・ザザーランド主演の映画『ザ・センチネル〜陰謀の星条旗』が放送されていました。そして、かなり古い映画で1987年の『プリンセス・ブライドストーリー』が放送されていました。なんでまた。。。。ケリー・エルウィズとロビン・ライトがすごく若い!!!機内放送では「センチネル」のみ日本語吹き替え版だったらしい。またデンぜル・ワシントン&ジョディ・フォスター主演『インサイド・マン』(決して最新作ではない!!!)も放送されていましたが、その他の映画やニュース等々は全部英語またはフランス語放送。こんなところにやっぱりここは外国の航空会社なんだなあと実感しました。カナダに行ったら是非カナダビールを飲もうと思い、ビールをリクエストしたらアサヒスーパードライが出てきた時にはびっくり(爆)日本発だとカナダビールはないのかぁと実感。飲み物は専ら赤と白ワインばかりいただいていました。残念だったのが、お昼ごはんで鮭ご飯をチョイスしたら、ご飯が固くてぱりぱりしていました(残念)

これまでの海外旅行で一度も眠れなかった私なのですが、今回もやっぱり眠れませんでした。転寝はするんですが、本格的な眠りに落ちることなく、長い長い時間が過ぎました。歌手の
セリーヌ・ディオンがエアカナダのコマーシャルをしているのは冒頭のまえがきにて触れましたが、なんと朝方にテレビで彼女のエアカナダイメージソング"You and I"のプロモーションビデオがスクリーンに流れました。このビデオはエアカナダの全面協力で作られているので、プロモそのものがコマーシャルでもあります。ファンな私はとっても嬉しかったのでした。入国の為の税関申告書類が配られ、記入してパスポートに挟み準備完了。着陸間際になって、エアカナダの女性乗務員さんが、私たちの座席に対面するように着席されました。たった20分程度の間だったのですが、対面するとものすごく恥ずかしい。でもそんなことはつゆ知らず、反対側の乗務員さんとけっこう大きな声でたくさんおしゃべり(子供さんのお話だったようで)して、全然緊張感なさげ。外国の飛行機って雰囲気違いすぎます・・・・・。

エアカナダ機内
席にTVがない代わりに、
上部に設置されています。
客室の仕切りを彩るカエデのロゴ
なんだか趣があります!!
機内ヘッドホン
ヘッドホンにもカエデが!!
成田空港離陸
いよいよカナダへ向かいます
イケメン男性乗務員さん
海外の飛行機では男女平等デス
軽 食
赤ワイン&おつまみ
夕 食
トマトソースのかかったチキン、
スモークサーモン入りサラダなど
デザート
ハーゲンダッツのバニラ味
映画『インサイド・マン』
日本で見たけど、面白さはかなり微妙
夜明け
朝焼けがとてもきれいです・・・
アラスカ上空を飛行中
こんなところまでやってきました・・・
朝 食
メインを鮭&ご飯にしたんですが、
乾燥がちでパサパサ(涙)
眼下に陸地を見ながら、いよいよトロント到着へ
セリーヌ・ディオンのビデオ
"You And I"

大ファンな私は大感激!!!
入国前に税関申告の書類を作成 トロント・ピアソン空港
大きな大きな巨大空港です
  
セリーヌ・ディオンのビデオ
"You And I"

左はプロモーションビデオ、右はエアカナダの式典で従業員らと歌うセリーヌ


◆カナダ・トロントピアソン空港到着 晴れ

同じ日の16時35分にカナダのオンタリオ州にあるトロント・ピアソン空港に到着しました。意外に気温は暖かいです。空港建物は白を基調にしたとても爽やかな雰囲気。新しい感じがしました。飛行機を降りてターミナルに入ったものの、そこら再びシャトルバスに乗り込み別のターミナルに移動。バスの運転手さんの運転がちょっと荒めで、私はふらつきながらも、必死に足を踏ん張っていました。トロント空港はカナダ最大のすごく大きな空港で、10分間くらい移動にかかったと思います。やはりカナダ、多少は外の航空会社もありましがた、見渡すばかりエアカナダばっかりってくらい、カエデのマークの機体が沢山停車していました(笑)シャトルがターミナルに到着して、下車後しばらく歩き、「Welcome to Canada!!」の大きな文字が見えてきたとき、私はカナダに来たんだというものすごい実感がこみ上げてきました。

次は入国審査。審査はかなり混みあっていましたが、若い入国審査官の所に並んだところ「Can you Speak English?」とか「Where do you go?」とか聞かれる程度で無事に終了。指紋や顔写真を撮られたアメリカよりはかなり気が楽でした(笑)そしてまたまたすごく広いバゲージクレーム(手荷物受け取り場)へ。ここでツアー参加の約20名の皆さんが大集合。若い方とお年を召した方半々という割合です(笑)やっとこのツアーに参加している方がどういう皆さん達なのかが分かりました。全員分のスーツケースあることを確認した後、添乗員さんが現地のポーターさんにスーツケースを専用バスまで運んで乗せるように指示されたので、私は身軽状態。そのまま私たちが乗る予定の専用バスに乗り込みました。


ようこそカナダへ
ドアを抜けると入国審査場です
手荷物受け取り場
巨大な空港だけに、受け取り場も広大でした。
観光バス
トロント空港からバスに乗りこみ、
いざナイアガラフォールズへGO

◆ナイアガラフォールズ着〜ホテルチェックイン〜ライトアップ鑑賞など


バスに乗って一路ナイアガラのホテル"スカイライン・イン"に向かいます。高速道路経由で所要時間は1時間45分ほど。道中からは大きな海のようなオンタリオ湖が見えていました。ホテルに行く前にナイアガラの滝やクリフトンヒルの繁華街などをバスで一通り回ってくれました。ホテルには19時半に到着。晩御飯の幕の内弁当とお茶を受け取り、部屋に入室しました。Bグレードですが、なかなかいい感じのお部屋でした。

少しゆっくりして、ナイアガラのライトアップが21時半から始まるというので早速出かけました。ゴゴゴーーーっと大量の水が流れ落ちるアメリカ滝、そして一部霧でもやってかすんで見えるカナダ滝。最初は白でそれなりにきれいだったのですが、ライトアップの時間になり滝に色が着いてされてきました。アメリカ滝は赤・青・白・黄色などカラフルにライトアップ、カナダ滝にはカナダ国旗が映し出されたり、真っ赤にライトアップされたり圧巻でした。しんしんと冷え込む中、夜のライトアップに見とれながら時間が過ぎていきました。その後ホテルに戻り晩御飯の幕の内弁当を食べました。味はまあままですけど、おかずの種類が少なく寂しい内容でした。まあ、こんなものでしょうね(^_^;)食事が終わり、お風呂にそれぞれ入り就寝タイム。今日は移動ばかりの1日だったなあ。。。。明日から本格的な観光がスタートです。


"スカイライン・イン"外観
ナイアガラの滝まで歩いて
10分程の便利な立地
お部屋その1
寝心地はまずますデス
お部屋その2
モノクロのナイアガラの滝写真が飾られています
夜のナイアガラフォールズのライトアップ
左がアメリカ滝、右がカナダ滝息を呑む美しさに呆然としました。
アメリカ滝をアップで激写!!!
ライティングがカラフルでキレイですね
映像でどうぞ!!!
カナダ滝をアップで激写!!
強い水しぶきで霧状態なので、
もや〜としています。
高層ホテル群&スカイロンタワー 幕ノ内弁当
到着が夜21時過ぎだったので、
お弁当が配られました。


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