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イギリスMAP


パリ〜イギリス・ロンドンまで,ユーロスターで移動
ロンドン観光マップ

旅行記

★第8日目★2010年9月13日 晴れのち曇り・小雨


起床〜ホテル出発
今朝は5時に起床、食事は6時半から。食事の前に最後の荷造り。今日は夕方にロンドンのヒースロー空港から帰国するので、機内持ち込み荷物は手荷物バックへと分けました。3連泊のホリティインポリドゥクリシーでの朝食は3回目で、今朝が最後です。なんだか寂しいなあ・・・・とても過ごしやすい快適なホテルでした。8時にホテルロビーに集合した後、バスに乗り込みホテルを出発しました。今朝はパリに到着した際について下さっていたJTBの現地係員さんが朝から同行されています。

ユーロスターに乗車するパリ北駅までの約1時間、最後のパリ車窓観光です。クリシー通りを通り、キャバレー「ムーランルージュ」や建物の間からモンマルトルの丘に建つ「サクレ・クール寺院」を見ることが出来ました。モンマルトルも有名な人気観光地ですよね。今回は時間がなかったのですが、機会があったら是非行ってみたいところです。しばらくしてバスはパリの北駅へ到着しました。

ホリディインパリドゥクリシーでの最後の朝食
クリシー通り沿いにある交差点の銅像
クリシー通りの風景
  
左はキャバレー「ムーラン・ルージュ」、右はモンマルトルの丘にある「サクレ・クール寺院」
ムーランルージュの赤や上部の風車は、夜だとものすごく怪しさを醸し出すでしょう(笑)
「サクレ・クール寺院」は建物の間から僅かに見えました
隙間から見る「サクレ・クール寺院」もなかなか面白い・・・・



パリ北駅〜ドーヴァー海峡通過

私たちはパリ北駅でバスを降りました。バスに積んだスーツケースをそれぞれ受け取り、各自ゴロゴロ転がしながら駅の荷物検査場へ。そうです、私たちは列車でパリを出国&イギリスへ出国するからちゃんと荷物検査を受けないといけないんです。スーツケースの検査&預け入れ手続きは現地添乗員さんが手続きしてくれるというのでお任せし、(ここで現地係員さんとはお別れ)私たちは自分たちの手荷物検査と出国手続き場へすすみました。

セキュリティチェックは空港と全く同じ。手荷物をベルトコンベアに乗せて、自分は金属類は外しゲートをくぐります。検査を過ぎると、出国検査場でパスポートを出し、そしてすぐにロンドンの入国審査を受けました。列車乗車中に国境を越えてしまうので、このパリで入国審査を済ませてしまうのですね・・・(驚)初めての経験でした。検査の方はすごく優しいまなざしの男性で、全然怖くなかったです。パスポートにスタンプをもらい、駅の構内へ移動しました。

少しトイレ休憩を取った後、私たちは添乗員さんからチケットを受け取り、列車ユーロスター2等席に乗車しました。ユーロスターはイタリアでも乗車したことがありますが、とても快適な高速列車です。パリを10時13分に出発し、11時28分にロンドンのセントパンクラス国際駅へ到着する予定となっていて約1時間半の旅です。初めてのドーバー海峡(英仏海峡トンネル横断にわくわくしながら列車はスタートしました。ここまで来ると総勢15名程のツアーの皆さんもお互いに打ち解けて、皆さん仲良しになっています。連絡先などを交換しながら、いつしかの再会を誓うのでした。

列車の車窓からしばらくのどかなフランスの田園風景など牧歌的な風景が続いていましたが、約1時間後まっ暗に!!!そうです、いよいよあのドーバー海峡の地下トンネルを通過中ということで、しばらく、真っ暗な風景が続きました。そして地上に出た時にはイギリス。初めてのイギリスに入国しました。

パリ北駅
さすが構内は広く、列車の本数も多い!!!!建物はとっても歴史に溢れています
ここでも皆さん、それぞれに記念写真をパチリと撮影していました(^−^)
 
乗車したユーロスター
黄色、白、紺が印象的な列車デザイン
ユーロスター2等席チケット
パリ北駅〜ロンドン・セントパンクラス国際駅
 
ユーロスター車内の様子
車内は広く、ゆったり快適な旅です
 
まだフランスを通過中で、のどかな風景が続きます
 
ドーバー海峡の英仏海峡トンネル通過中・・・・
しばらくして車内が真っ暗になりました
そうです、あのドーバー海峡トンネルを通過中なんですね。
このトンネルを抜ければイギリスです


ロンドン・セントパンクラス国際駅着〜中華街で昼食

ロンドンのセントパンクラス国際駅に到着しました。セント・パンクラス駅の歴史は古く、1868年に鉄道駅として開業。当時の様相を残す外観は見事なヴィクトリア・ゴッシック様式。映画「ハリー・ポッター」の撮影現場として使われ、小説の中ではキングスクロス駅のプラットフォームとして登場した場面が同駅で撮影され、また映画「バットマン」の中でも同駅が使われたそうです。2007年11月からユーロスターのイギリス始発駅となったそうです。国際駅というだけあって、構内には世界各国からの国際色豊かな顔立ちの皆さんの姿が目立ちます。

お店も並ぶ駅構内を歩き、現地ガイドさんと合流。バスに乗ってロンドンの街へ出発しました。最初の行先はランチを取るための「中華街」です。イギリスで中華街って・・・・?と思われるかもしれませんが、イギリスは元々フィッシュ&チップス以外に名物料理はなく、意外と多国籍な食事を楽しんでいらっしゃるんだとか。だから中華街で中華料理というのも納得ですね。

車窓からロンドン名物のロンドンタクシーや赤い二階建てバスも沢山走り、自分がロンドンに来たんだという実感が湧いてきます。タクシーは黒だけではなく緑や赤など広告付きなものまで含めて、そのカラフルさにびっくりしました。二階建てバスにも沢山広告があります。一番嬉しかったのが、トム・クルーズの映画「ナイト・アンド・ディ」の広告バスを見たことです。(後日談:この映画を日本に戻って見ました。アクションやラブストーリー満載の娯楽超大作となっていました!!!!面白かったです)

バスはミュージカル劇場街に入って、遠くに「レ・ミゼラブル」の看板が見えるあたりで停車。近くにはチケット売り場もあって、ミュージカルの街に来たんだという実感がひしひしと湧いてきます。残念ながら今回はミュージカルを楽しむ時間はなし。私たちはバスを下車して、中華街に向かいました。中華街に来るとやはり中国という雰囲気で、イギリスに居る実感が湧きません。「頂好大酒家」というレストランで中華料理をいただきましたが、今回は写真は撮影せず。中華は皆さんでシェアするから撮影しにくいんですよね・・・・苦笑。何をいただいたかはご想像にお任せしたいと思います。ものすごく満腹になってお店を出て、再びバスに戻りました。

ロンドン・セントパンクラス国際駅の構内
ロンドン・セントパンクラス国際駅の構内
アーチ型の天井が見事ですね
ロンドン・セントパンクラス国際駅の構内
大きな時計と、その下にある恋人たちの銅像
 
ホーム階から降りた1F駅構内は国際色豊か
頭に黒いベールを巻いている方はアラブ系?
とっても賑やかな構内を歩いて行きます
 
駅構内にはオシャレなショップが並びます
ロンドンを案内してくださる現地ガイドさん
ものすごく明るい方で大爆笑・現地在住20数年にして韓流ドラマが大好きなんだそう(何故に!!!)
セントパンクラス国際駅入り口
ガラス張りの壁の右側には茶色の壁の昔ながらの歴史ある駅舎があります
増築されたのでしょう、新旧の建築が融合した作りとなっています。
カラフルなロンドンタクシー
このかわいい車の形、いかにもロンドンって感じだなあ(嬉)
 
左はミュージカル「Billy Elliot」(『リトル・ダンサー』)の広告付きタクシー(映像はこちら
右はトム・クルーズ主演映画「ナイト・アンド・デイ」の広告付き2階建てバス
通りは車でいっぱい
ヨーロッパは小型車が主流ですね!!!
お馴染みの2階建てバスも通ります
 
ロンドンならではのシックな家構えですね〜♪
エルキュール・ポアロやシャーロックホームズが出てきそう・・・・
左は自転車に乗るお姉さん、そして右は地下鉄"UnderGround"入口
アメリカ英語のサブウェイではなく、地下鉄のことを、
アンダーグラウンドというのはイギリス英語独特です!!!!
2階建てバスに挟まれる私たちのバス
現地ガイドさんが、「最初はロンドンらしくていいんですが、車窓からの観光時は、
私たちの視界を遮るので、だんだんこのバスがうっとうしくなりますよ(笑)」

おっしゃっていたのですが・・・・・後で納得(爆)
本当に車窓からの風景を遮断するほどの多さです
ミュージカル街に入ってきました
ロンドンのパブには、店外に綺麗な花が飾られています
ミュージカルチケット販売店
クイーンのWe Will Rock Youマイケル・ジャクソンThriller
SisterActChicagoなどなど、演目も盛りだくさんですね
これはほんの一部にしか過ぎません・・・・

実現しなかった亡きマイケルの2010年ロンドン連続公演のことが、
しみじみとこの地で思い起こされました

(リンクをクリックすると実際の映像などが見れます)
中華街近く(ミュージカル街)の風景
遠くにクイーンシアターのレ・ミゼラブルの看板が見えますね
(リンクをクリックすると実際の映像などが見れます)
レ・ミゼラブルの看板を少しズームして撮影 ロンドンのイケメン2人組
楽しくビール飲んでいる姿
革ジャンにジーンズがイケてますね〜
ロンドンの中華街入口
中華街近くのケーキやお菓子のお店など
このケーキ、バタークリームたっぷりなんだそう(笑)
お菓子店では日本のプリッツやコアラのマーチなども売っていた!!!!
中華街通りの風景
歩いている人はやはりアジア系が多い!?
中華街通りの風景
看板には中国語表記が並びます
昼食会場となった「頂好大酒家」
お味はまあまあでした


ロンドン市内観光
世界遺産「ウエストミンスター寺院」〜ビックベン〜バッキンガム宮殿観光

私たちは世界遺産「ウェストミンスター寺院」に向かいました。さすがに格式高いその佇まいはフランスのノートルダム寺院の雰囲気を思い起こさせるようです。歴代の王や女王、政治家などが埋葬されているというその歴史ある寺院を私たちはじっくりと眺めました。そのウェストミンスター寺院から歩いて数分でロンドンの象徴でもある「ビックベン(時計塔)」が見えるところに到着しました。黄金にきらめく塔といった雰囲気でこれぞザ・ロンドンの象徴ですよね。ここにきて初めてロンドンに来た!!!!という一番の実感が湧きました。その後、再びバスに乗り、エリザベス女王の住む「バッキンガム宮殿」に到着しました。バッキンガム宮殿は既に沢山の人でいっぱい。宮殿に王室の旗がたなびいておらず、残念ながらエリザベス女王は不在でいらっしゃるようでした。広大な敷地の一部を、柵越しにしか見ることが出来ませんでしたが、その豪華で荘厳な佇まいに気品と格式を感じ、感動しました。名物の衛兵さんをちょっぴりですが見ることが出来て良かったです。

ここで小雨がぱらついてきました。もともと霧の街ロンドンというから、曇りは良しとしても雨は困るなあ。。。。。でも屋外観光は概ね終了なので、まあ良しとします。(その後、時々小雨ぱらつきながらも、お天気は曇りのままもってくれました・・・・)

ウェストミンスター寺院とは(ウィキペディアより)

ウェストミンスター寺院 (英語:Westminster Abbey) は、イギリスのロンドンウエストミンスターにあるイギリス国教会の教会。聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。墓地としては既に満杯状態で、新たに埋葬するスペースはもはやなくなっている。国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)が隣接している。

イギリス中世の大規模なゴシック建築である。11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1066年以降、英国国王の戴冠式が行われている。1245年、ヘンリー3世が再建を決め、フランスの建築家を招き、フランスのゴシック建築にならって現在の寺院を建て始めた。14世紀末までにおおよそ完成するが、正面部分は16世紀初め、塔は17世紀、と長期間にわたって建設されている。多くの学校や職場で使用されている始業、終業のチャイムの音階は、同寺院のために1927年に作曲された「ウェストミンスターの鐘」が元となっている1987年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。


★ビックベンとは(ウィキペディアより)

ビッグ・ベン (Big Ben) とは、英国の首都ロンドンにあるウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計台 (Clock Tower) の大時鐘の愛称。現在では時計台全体、あるいは大時計そのものをさして言う場合もある。


【時計台】
1834年に焼失したウェストミンスター宮殿の再建には、チャールズ・バリーの設計したゴシック復興様式のものが採用された。そして、宮殿の設計責任者であるバリーは併設する時計台の設計をオーガスタス・ピュージンに依頼した。そのため時計台は初期のピュージンによる設計を髣髴とさせるものとなっている。時計台の高さは96.3m。下部の61mは煉瓦造、残りの高さは鋳鉄の尖塔からなっている。時計の文字盤は地上55mのところに位置している。地下鉄ジュビリー線の延伸などで地盤状態が建設時とは変化し、時計台はわずかに北西へ傾いている。傾斜度は約1/250、文字盤の位置でおよそ220mmほどである。また、熱の影響で一年かけて東西方向に数mmぶれる。

【大時計】
大時計の文字盤はオーガスタス・ピュージンによって設計された。直径7mの鉄枠に312個の乳白ガラスがステンドグラスのようにはめこまれ、文字盤の周囲には金めっきが施されている。それぞれの文字盤の下には金文字のラテン語で「DOMINE SALVAM FAC REGINAM NOSTRAM VICTORIAM PRIMAM(主よ、我等が女王ヴィクトリア一世に御加護を)」と刻まれている。

【構造】
ビッグ・ベンの時計の正確さには定評がある。設計したのは、弁護士でアマチュア時計学者のエドマンド・ベケット・デニソンと、王室天文官のジョージ・ビドル・エアリーである。時計は1854年には完成していたが時計台の完成は1859年5月31日であったため、新しい脱進機を発明するだけの時間があった。この脱進機のおかげで振り子と時計構造をうまく分離させることが可能となった。振り子は風の影響を受けないよう時計部屋の真下にあり、振り子自体は長さ3.9m、重さ300kg、2秒ごとに時を刻む。構造全体では重さ5tになる。2009年5月31日には、150歳の誕生日を迎えた。なお、この事はマスコミにて報じられたが、公式なレセプションは開催されていない。

【大時鐘
ビッグ・ベンは、ウェストミンスター大時計の時計台で最も大きな鐘につけられている愛称である。1856年8月6日に鋳造された初代の鐘は時計台が完成する前にすでにウェストミンスター宮殿の庭まで運ばれていたが、運用前に修復できないほどのひびが入り、代わりの鐘が再鋳造されることとなった。新しい鐘の重さは13.5t、高さ2.2m、直径2.9m。この鐘が初めて鳴らされたのは1859年7月11日である。しかしその9月、運用開始からたったふた月で鐘の舌(ぜつ)によるひびが入ってしまった。その後3年間は四半時鐘(15分鐘)のうちで最低音の鐘が時鐘を鳴らした。修繕ではより軽い舌を取り付け、ひびが広がらないようにひびの縁に四角い穴を開けた。さらに、新しい舌が損傷のあった箇所を叩かないよう鐘の向きは1/8回転された。これが現在の大時鐘であり、以来このひびが鐘に独特の音色を与えている。2009年7月11日には、初めて鐘を鳴らしてから150周年を迎え、壁に150周年の文字と鐘の絵がライトアップで描かれた。

【鐘の音
毎日正午に奏でられるビッグベンの鐘のメロディは、4つの音で奏でられる日本の学校等でお馴染みのチャイム(「キーンコーンカーンコーン」)のメロディの基となったとされる。正式な曲名はウェストミンスターの鐘という。

★バッキンガム宮殿とは(ウィキペディアより)

バッキンガム宮殿バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace) は、イギリスのロンドンにある宮殿。外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式を見物出来る事で有名。現在では王室の代名詞として有名だが、イギリスのある大衆紙で「イギリスで最もつまらないアトラクション」として紹介された事がある。

【概要】
約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されている。部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78である。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるという。王族たちを補助する侍従50人は同じ宮に住み込み、その他の侍従達は王室厩舎であるロイヤル・ミューズ (Royal Mews) に寄居する。宮殿正面広場には、ヴィクトリア記念碑が建立されており、その向こうではセント・ジェームズ・パークとトラファルガー広場につながるザ・マルが、生い茂ったプラタナス並木に沿って位置している。現在では、7月26日 - 9月24日の間に限って一般入場が可能となっている。入場料はウィンザー城を修復する為の費用に充てられている。

【歴史】
バッキンガムハウス(1710年)1703年に、バッキンガム公ジョン・シェフィールドが自らの邸宅として桑畑を購入して建てたバッキンガムハウス (Buckingham House) が始まりとされる。当初は煉瓦のみで建てた非常に粗末な邸宅に過ぎなかったが、1761年にジョージ3世が、王妃シャーロットと子供達の為に譲り受けて私邸として使うようになった。引き続き王位に上がったジョージ4世は、建築家ジョン・ナッシュの忠告によって、煙瓦造りだったバッキンガムハウスを1825年から12年かけて全面改築に着手、それまでルネッサンス様式だった建物をネオクラシック様式に改装したが、当のジョージ4世は王宮の完成を見ないまま死去した。1837年にヴィクトリア女王の即位の際にセント・ジェームズ宮殿から移り住み、以後バッキンガム宮殿はイギリス王室の公式の宮殿となった。1913年にザ・モールと直線で繋がれた建物とバルコニーが建設され、このバルコニーが祝日になれば王室一家が国民の前に姿を見せる場所となっている。因みに、宮殿の屋上に王室旗が掲げられている時は女王または王が在宅、イギリス国旗なら不在を示している。

【衛兵交代式】
近衛兵による交代儀式イギリスの名物と同時に重要な観光イベントである衛兵交代式は、4月から7月までは毎日1回、他の月では2日に1回ずつ午前11時または11時30分(日曜日は10時。大雨の日は中止)に行われる。近衛歩兵隊はグレナディアガーズ (Grenadier Guards) 、コールドストリームガーズ (Coldstream Guards) 、スコッツガーズ (Scots Guards) 、アイリッシュガーズ (Irish Guards) 、ウェルシュガーズ (Welsh Guards) の5つの連隊がある。特に王の誕生日に挙行される最も派手な交代式を、トルーピング・ザ・カラー (Trooping the Color) と言う。


世界遺産「ノートルダム寺院」
王族やディケンズを始めとする英国の文化人たちが眠るゴシック建築の傑作
ノートルダム寺院をワイドに撮影
ノートルダム寺院傍の建物
2階建てバス
観光客は2階を好むのだそう(笑)
ビックベン(時計塔)
ビックベンそばのウエストミンスター宮殿は外壁の修復中のようですね(-_-;)
 
ビックベン(時計塔)
せっかくなので背景に記念撮影しちゃいました
 
バッキンガム宮殿前の風景
横断歩道ボタンがちょっとハイテク!!!!
バッキンガム側から私たち側へ横断を待つ人々 バッキンガム宮殿入口
バッキンガム宮殿中門
入場して直ぐ左側柵越しには、バッキンガム宮殿が見えます
先の中門を左に入場するとバッキンガム宮殿の正面
ロンドンの警官のおじさん
後ろからパチリ!!
バッキンガム宮殿
屋上に王室旗が掲げられておればエリザベス女王陛下は在宅、国旗であれば不在という印です
今日は英国旗なので、残念ながら女王は不在でいらっしゃらないようです
バッキンガム宮殿のゴージャスな「門」
バッキンガム宮殿の門にあるライオンと一角獣のエンブレム
ものすごく豪華で気品と迫力がありますね
バッキンガム宮殿の衛兵さん
いや〜おもちゃの兵隊さんの格好デスネ〜♪
奥の方だけズームして撮影!!!
背筋がピンと伸びていてカッコいいです。とんがり帽子かぶってみたいなあ〜♪
クィーン・ヴィクトリア記念碑
バッキンガム宮殿に最初に住んだのばヴィクトリア女王だったそうです
 
左は宮殿傍にあるクイーンギャラリー(女王博物館)、右は私たちのバス
ギャラリーは通り過ぎただけです(笑)


首相官邸、ピカデリーサーカス、トラファルガースクエアなど

バスの車窓から、首相官邸ピカデリーサーカス・エロスの噴水トラファルガースクエアが見えました。これらもロンドンを象徴するものばかりです。私たちは車窓の風景を眺めながら、次の目的地である「大英博物館」に向かいました。

トラファルガー広場とは(ウィキペディアより)

トラファルガー広場 (トラファルガーひろば、Trafalgar Square)はロンドンのウェストミンスターに存在する広場。ネルソン提督が1805年のトラファルガーの海戦でナポレオン軍を破った記念して造られた。当初はウィリアム4世広場という名前だったが、建築家のGeorge Ledwell Taylorの提案によってトラファルガー広場となった。トラファルガーの名は海戦があったスペインのトラファルガル岬に由来するが、元々はスペインに進出したアラビア人がタアリフ・アルガル(洞窟の岬)とアラビア語で呼んでいた。この広場は、エドワード1世の時代には王家の厩であった。1820年代、ジョージ4世が建築家のジョン・ナッシュにこの地域の再開発を依頼。現在の形になったのは1845年である。またこの広場は政治演説をする人が多いことでも有名で、週末には何らかの集会が行われていることが多い。

【概要】
ネルソン提督の記念碑中央に噴水のある広いスペースで出来ておりナショナル・ギャラリーの入り口へ続く階段がある。以前は噴水周辺は四方を道路に囲まれていたが、ミレニアムを記念したさまざまなロンドン改造工事の一環として、建築家ノーマン・フォスターの監修で道路の一つがふさがれ、ナショナル・ギャラリーから噴水までが大きな広場となった。ネルソン提督の記念碑(ネルソン記念柱)は噴水の隣に、巨大な4頭のライオンのブロンズ像に囲まれて建っている。

広場の北側はナショナル・ギャラリー、東側はセントマーティンズ教会がある。また、南東方面はアドミラルティ・アーチに隣接している。南はホワイトホールとサウス・アフリカ・ハウス、北はチャリング・クロス・ロード、西にはカナダ・ハウスがある


首相官邸
ダウニング街10番地にあるイギリス首相の官邸
現在の首相はキャメロンさんですね
現地ガイドさんが「今の日本の管総理の政策などはどうですか〜?」と
私たちに質問されていましたが、皆さん渋〜い苦笑(-_-;)
ピカデリーサーカス・エロスの噴水
ロンドン版ハチ公みたいな存在かな?
 
「エロスの噴水」は憩いの場
丸い階段になっています
トラファルガー広場の近くにある、バッキンガム宮殿「アドミラルティ・アーチ」
中央の大きなゲートが国王専用で、一般の人と車は左の小さな門を通るそうです
トラファルガー広場
1805年のトラファルガーの海戦を記念して造られた広場

ワールドカップでイングランドが勝利した際や、大晦日のイベントの際にはロンドン中から人が集まるところ
右側奥の柱のある建物はナショナル・ギャラリー
ネルソン提督の記念碑
(44mの円柱の上にそびえます)
トラファルガー広場にあります
ネルソン像は、敵の大砲を溶かして造られたんだとか
トラファルガー広場
広場を正面から望んだもので、右側奥のとんがり屋根の
建物はセント・マーティンズ教会
ネルソン提督の記念碑を囲むようにある巨大な4頭のライオンのブロンズ像
東京三越のライオンのモデルは彼らなのだそうです(笑)
ナショナル・ポートレート・ギャラリー付近の風景
街角の花がキレイでほっとします
ナショナル・ポートレイト・ギャラリー入口
ナショナル・ギャラリー隣にある別館
チャーリングクロスロード沿いの風景
やっぱりかわいいロンドンタクシー!!!実際に乗ってみたかったなあ〜
通りの風景
パブの軒先には必ずお花が!!!! イギリスといえばバークレイズ銀行
イギリス推理作家アガサ・クリスティ原作
ミュージカル「マウストラップ(ねずみとり)」が上演されているシアター
ミュージカル「プリシラ」が上演されているパレスシアター(映像はこちら
大きなハイヒールのシューズのオブジェが印象的

「大英博物館」観光

次は世界でも最大の博物館の一つで古今東西の美術品や書籍など約700万点が収蔵されている「大英博物館」へ行きました。入場料は無料です。収蔵品には大英帝国時代の植民地から持ち込まれたものも多く、独立国家が多くなった現在では文化財保護の観点や宗教的理由から国外持ち出しが到底許可されないような貴重な遺物も少なくなく、しばしば収蔵品の返還運動もおこされているんだそうです。現地ガイドさん曰く、イギリスが収蔵保護したからこそ、いい状態で保存されて、これまで長持ちしたとも言えるんですよ」と言われていました。それは確かでしょうね。有名なロゼッタストーンから、エジプト関連の展示物、イースター島のモヤイ像などを順番に鑑賞していきました。約1時間半ほど鑑賞して、私たちは帰国の途に就くために、ロンドン・ヒースロー空港へ向かいました。

★ロゼッタストーンとは(ウィキペディアより)

ロゼッタ・ストーン(ロゼッタ石、Rosetta Stone)は、エジプトのロゼッタで1799年に発見された石碑である。3種類の紀元前の文字で書かれており、最後の文字は古代ギリシャ語であった。3種類の文字で同じ内容が書かれていると推測され、何人もの学者が解読を試みた。最初にトマス・ヤングがファラオ名など固有名詞の解読に成功し、ヤングのアプローチをヒントに、最終的にジャン=フランソワ・シャンポリオンによって解読される。現在は、イギリスの大英博物館で展示されている。

【概要】
ロゼッタ・ストーン 上から順に、古代エジプトのヒエログリフ、古代エジプトのデモティック(草書体)、ギリシア語を用いて同じ内容の文章が記されているロゼッタ・ストーンは1799年7月15日、ナポレオン・ボナパルトがエジプト遠征を行った際、フランス軍のピエール=フランソワ・ブシャール大尉によってエジプトの港湾都市ロゼッタで発見された。1801年、イギリス軍がエジプトに上陸してフランス軍を降伏させ、それ以降イギリスの手に渡った。縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kg。当初、花崗岩または玄武岩と考えられたが、実際には暗色の花崗閃緑岩からできている。

岩には文字が刻まれており、エジプト語とギリシャ語(コイネー)の2種類の言語で書かれており、3種類の文字で記されていた。エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、そしてギリシャ文字である。ギリシャ語部分は読むことが出来た。残りの言語の部分も、恐らくギリシャ語と同じことが書かれていると推測された。これは、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンによって解読され、これをうけ、エジプト語の文書も続々と解読されるきっかけとなった。

ロゼッタ・ストーンは1802年以降、イギリスのロンドンにある大英博物館で展示されている。現在、大英博物館に正面入り口から入ると広間のGreat Courtに出るが、それより左の展示室群は古代ギリシア、古代エジプトコーナーとなっている。ロゼッタストーンは、Great Courtから入ってすぐの展示室を左に30メートルほど進んだところに、右側の壁際におよそ2メートル立方のガラスケースに入れて展示されている。ガラスケースの横にはロゼッタストーンの説明やヒエログリフの簡単な解説などが書かれている。

1972年10月にはシャンポリオンによる解読150周年を記念して、フランスのルーブル美術館で1ヶ月間展示された。1985年(昭和60年)以来、東京大学総合図書館1階のラウンジでロゼッタ・ストーンのレプリカが展示されている。

【碑文の内容】
ヘレニズム期のエジプト・プトレマイオス王朝のプトレマイオス5世エピファネス施政下の紀元前196年に開かれたメンフィスの宗教会議の布告を書き写したものである。同一の内容が、エジプト語は神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア語はギリシア文字で刻まれている。ギリシャ語部分はこのように書き出されている。: Basileuontos tou neou kai paralabontos ten basileian para tou patros... (新しい王は、王の父から王位を継承した....)

その内容は、プトレマイオス5世を称え、プトレマイオス5世などに対する皇帝礼拝の実施方法を記したものである。

大英博物館
すごく立派な建物ですね
大英博物館入口
大英博物館中央ロビーの巨大な「グレー・コート
天井は総ガラス張りの明るい白のオープンスペースで壮観という感じ
 
大きな左階段と右階段があります
 
左が総合インフォメーション、右がお土産店
ロゼッタストーン
ものすごい人ごみで写真を撮影するのは至難の業でした(苦笑)
 
人頭馬像 中東のレリーフ
 
中東のレリーフ
兵隊の姿や矢に射抜かれた動物の姿
 
ギリシャのパルテノン神殿にあった遺跡の一部
 
同じくパルテノン神殿にあったもの
完璧とはいえない形ですが、この世に残っているんですね
ラムセス二世の胸像
 
柱と石棺
 
右はぐるぐる巻きにされたミイラ
何体ものミイラが展示されていて、ずっと見ていたらだんだんと気持ち悪くなっちゃいました
(-_-;)



ロンドン・ヒースロー空港から韓国・仁川へ

大英博物館の観光が終了し、見事に疲れが一気に出てしまった私は、空港に向かうバスで爆睡状態。道中も色々と面白い話をしてくださったらしいガイドさんの話をほとんど聞いてなくて・・・ごめんなさいガイドさん<(_ _)>私たちはヒースロー空港に到着しました。19時50分発ソウル行き大韓航空KE906便に搭乗予定です。

まずはスーツケースを大韓航空カウンターに預けたのですが、重さがどうも少々20キロを軽くオーバー気味っぽい。ガイドさんから、「スーツケースは軽々と持ち上げてくださいね〜重い重いって感じで持ち上げてカウンターに乗せたらダメですよ〜」って言われたので、その通りにしました。すると2キロオーバーですが、無事にクリア!!!!良かったです。ここで現地ガイドさんとお別れ。楽しいガイドさんで良かったです。

その後、セキュリティチェック、出国手続きを済ませた後、ゆっくりコーヒーをいただき休憩。そして免税品が並ぶロビーで最後のお買い物をしました。ハロッズやフォートナムメイソンなどイギリスならではの紅茶系ショップもありましたが、安い韓国・仁川で買い物をすると決めていたので、ここではウィンドーショッピングとなりました。その後時間となり搭乗を開始。帰りは真ん中のブロックの4人席の左から二番目でした(-_-;)


帰りのフライトは疲れがどーーーっと出て、ひたすら寝ていました。飛行時間は行きと同じかちょっと長い12〜13時間だったでしょうか。14時40分頃に韓国・仁川空港に到着しました。あ〜疲れた。。。。乗り継ぎの手続きを済ませてたあと、ここで添乗員Kさんから、「皆さんが全員揃われるのは、ここが最後だと思いますので・・・・」ということで「私のつたないガイドではありましたが、これまできちんと時間厳守を守って付いてきてくださってありがとうござました。自宅までお気をつけてお帰りくださいね。これからもJTB旅物語を宜しくお願いします。」ご挨拶がありました。いえいえ本当に私たちこそお世話になり大変ありがとうございました。知識が豊富で、かつ素晴らしい気配りのあるガイドさんと巡り合えて充実した旅となり、こちらこそ感謝感激でした。ちょっと寂しい気持になってしまいました。

さて、ここでしばし買い物タイム。1時間半くらい時間をかけて色々見たのですが、一番実用的なコーチのバックとバーバリー香水を購入しました。韓国の方って日本語が皆上手でびっくりしました。綺麗だしお肌もきれいだし・・・羨ましい!!!!行きに見た民族衣装を着た人々のパフォーマンスが、ここでも開催されていて、改めてゆっくり鑑賞しました(笑)


 
ヒースロー空港に到着
 
スーツケースを預け、チェックインするために大韓航空カウンターへ
搭乗案内
19時50分発ソウル行き大韓航空KE906便に搭乗予定
 
かなり疲れたので、のんびりコーヒータイム
ここはパブみたいなお店で、今回はせめて空港でその雰囲気を楽しめたかな〜と思います
 
12番搭乗口の様子
機内への搭乗がスタートしました
大韓航空KE906便
大型ジャンボジェットですね
飛行機はヒースロー空港を離陸、仁川に向かいます
 
帰りもビビンバセットはマストアイテム!!!そして朝食メニューです(*^_^*)
 
もうすぐ韓国・仁川空港へ到着です

★第9日目★2010年9月14日 晴れ〜曇り

韓国・仁川〜福岡空港へ

ソウル18時30分発福岡行きKE781便に搭乗しました。もう日本・福岡はすぐにそこまで来ています。福岡空港に着いたのは1時間20分後の19時50分。1週間半ぶりの福岡がとっても懐かしい!!!!入国検査等を済ませて、バゲージクレームで、再び参加の皆さんの一部の方や添乗員Kさんとお会いしました。荷物をピックアップして、「この9日間本当にお世話になりました〜さようなら」とお別れのご挨拶をして、空港外に出ると、 福岡は、出発時の猛暑から少し涼しい気温に変化していました。もどってきたと思うと、安心して一気に疲れが出てきました。時差ぼけぼけな私はフラフラしながらタクシーで自宅へ戻りました。

ありがとう、ツアー参加者の皆さん、添乗員Kさん、現地係員やガイドの皆さん、JTB旅物語関係者の皆さんのおかげで、とってもとっても充実した旅になりました!!!!またどこかでお会いできるといいですね(^−^)

 
仁川発福岡行きKE781便、8番搭乗口
大韓航空KE781便
福岡はもうすぐ 韓国Hiteビール ちらし寿司にロシェのチョコ
チョコがひっくり返ってます(-_-;)

おまけ
イギリスの紙幣とコインをご紹介します。さすが女王様の国なので、エリザベス女王の顔が印象的ですね。


5ポンド紙幣(裏表) 左から1ポンド、50ペンス、20ペンス硬貨

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