CANDY & HANS DULFER
■Japan Tour schedule

2002.12.  2-12. 7  (2stage*6days)   Blue Note Tokyo
2002.12.  9-12.11 (2stage*3days)   Blue Note Fukuoka
2002.12.12-12.14 (2stage*3days)   Blue Note Nagoya
2002.12.16-12.17 (2stage*2days)   Blue Note Osaka
 

※より詳しいライブ案内の詳細はコチラ

 ■セットリスト  
REVALATIONS
BIG BREAKDOWN
HANDS IN THE AIR
SAMBASTIC
INDIAN VIBES
IMPRESSIONS
PARTY POOPER
MODULAR
HYPERBEAT
HOME IS NOT A HOUSE
MICKEY MOUTH
from ?
from 『Dulfer!Dulfer!!』 by Hans&Candy Dulfer
from 『Dulfer!Dulfer!!』 by Hans&Candy Dulfer
from 『Dulfer!Dulfer!!』 by Hans&Candy Dulfer
from 『Dulfer!Dulfer!!』 by Hans&Candy Dulfer
from ?
from 『Skin Deep』 by Hans Dulfer
from 『Dulfer!Dulfer!!』 by Hans&Candy Dulfer
from 『Hyperbeat』by Hans Dulfer
from 『Saxuality』 by Candy Dulfer
from 『Big Boy』 by Hans Dulfer

■ツアーメンバー
・Candy Dulfer(sax)
・Hans Dulfer(sax)
・John Helder(vo) from Dulfer Band
・Jeroen Van Iterson(key) from Dulfer Band
・Thomas Bank(key) from Funky Stuff
・Eric Barkman(b) from Dulfer Band
・Cyril Directie(ds) from Funky Stuff

■コンサートレポート
<Date>2002.12.11Wed. <place> 2nd Stage of Fukuoka Blue Note 
22時頃、定刻より30分遅れてステージにキーボード2名、ドラム1名、電子ベース1名のバックバンドメンバーが登場。(キーボードのトーマス・バンクはキャンディーの公私共のパートナー)そして続いて登場した黒人ラッパーのジョンの紹介でステージにハンス&キャンディー・ダルファーの登場。ステージ向かって左側にハンス、右側にキャンディーが立つ。最初はミディアムな曲"REVALATIONS"でスタート。曲にのせて簡単にメンバー紹介。続き、共演アルバムの最初を飾る超ノリノリのハイパーな曲"BIG BREAKDOWN"が続く。ジョンが"Big!Big!Big!Big!Breakdown!"と連呼し、それからハンスとキャンディーのサックスのファンキーな音色が続く。この時点でもう客席は総立ちで手拍子しながら踊っている状態。ハンスの大きなテナーサックスの重量感のある音色とキャンディーの少し小さめのアルトサックスの軽い音色が見事にマッチして、いいコラボレーションを生んでいる。興奮覚めやらぬ状態でスタートした次の曲は共演アルバムからの"HANDS IN THE AIR"。ラッパーのジョンが「Hands In The Air!」と歌いオーディエンスに手を上に上げて振るように促し、オーディエンスも手を振りながら大興奮状態。次にキャンディーが「福岡はとってもとっても寒いけど、この曲でホットな気分を味わって!(英語)」と曲の紹介をして始まったのはラテンのムードたっぷりの"SAMBASTIC"。これも共演アルバムからの曲で相変わらずとってもノリノリ状態。次はキャンディーの真骨頂であるメローなソロナンバーで共演アルバムから"INDIAN VIBES"。ハンスはステージの後方隅に移動して立ち、キャンディーの演奏を見守っている。会場のムードが一転して穏やかになって、彼女の演奏にうっとりしている感じだ。続いてハンスの曲紹介で始まった"IMPRESSIONS"。再び会場はノリノリの雰囲気に突入。次にハンスの曲紹介とともに始まったのは彼のソロ曲"PARTY POOPER"。ハンスの絶好調なノリノリ演奏が続く。サポートするキャンディーもすごく楽しそう。ジョンの呼びかけで「Party〜♪」と返すオーディエンス。次は共演アルバムから"MODULAR"が始まる。合間にジョンがラップで歌って観客に呼びかけまくる。途中で私の側にジョンが来てマイクを向けられたけど、英語の歌詞が聞き取れなくて一緒に歌えなくてすっごく残念(涙)次にハンスの曲紹介で始まった彼のソロ曲"HYPERBEAT"が始まる。途中、得意のテナーサックスを顎に乗せてバランスを取るパフォーマンスも披露!!!大盛り上がりのオーディエンス。そして曲中でバンドメンバーのソロ演奏がそれぞれ入る。もちろんキャンディーのソロも。キャンディーがオーディエンスの中に入り歩きながら演奏する。このとき私の真横をキャンディーが通ってドキドキ状態!曲が終わり、キャンディーが「Thank You So Much!ドウモアリガトウゴザイマシタ!」と言ってメンバーが退場。その後、怒涛のアンコールの手拍手で再びメンバーとハンス&キャンディーが登場。曲の演奏が再開され、キャンディーのソロでミディアムメローな曲"HOUSE IS NOT A HOME"が始まる。間髪入れずにその後始まったのは、ハンスの大ヒット曲"MICKEY MOUTH"。オリジナルよりもものすごくハイテンポでものすごい大盛り上がり。最後にキャンディーが全てのメンバー紹介をして「Thank You So Much!ドウモアリガトウゴザイマシタ!サヨナラ!フクオカ!」(キャンディ)「Wow フクオカバンザ〜イ!」「See You Next Time!Thanks Everybody!」(ハンス)と言葉を残し、約1時間40分のショーは幕を下ろしたのでした。

■コンサートあれこれ
私がキャンディーを知ったのは1997年夏頃にたまたま遊びに来ていた東京六本木のハードロックカフェで"Sax-a-go-go"を聞いたとき。それから同年10月には福岡市民会館でのライブに行ったりと、キャンディーファン歴は長いのですが、パパのハンスの生演奏は初めてでドキドキ。当日はセカンドステージのチケットをゲットしていて、20時45分開場、21時30分開演予定だったけど、最前列をゲットすべく、まだファーストの観客を入場させている時間の18時半くらいからブルーノート前に並んだ(寒かったけど椅子に座れたのでラクチン)、待ってる間に友人とマックをほおばりながら、ひたすら待つ。ドア越しからノリノリの音が漏れてきてて、セカンドの開場が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらなかった。ところがファーストの時間が長引いてしまって、私たちが入場したのが21時過ぎくらい(?)しっかり最前列をゲット(ステージ左方のハンス側)して、私はマンハッタンを飲みながら、開演をしきりに待ちました。そしてダルファー親子の登場で開場は大盛り上がり!!ハンスパパのテナーサックス、キャンディーのアルトサックスの見事なコラボレーション。ハンスもキャンディーも肌が今にも触れそうなくらい側にいて、ファンキーな演奏を聞くことができて夢のよう。特にハンスはもう60代なのにパワーはどこから来るんだってくらい飛び跳ねたりしてるし(笑)そういえばステージの隅にはハンスの為にミネラルウォーターではなくアサヒスーパードライの小瓶が!!合間にビールをグビィっと飲みながら長丁場のステージを乗り切ってたんですね。後気になったのは、ダルファーバンドのキーボードJeroen氏はマカーだということ。マックを駆使してキーボードをコントロールしていました。22時に開演してからライブは23時40分くらいに終了。普通ブルーノートでライブ時間が1時間を超えるのは本当に珍しいことだと思うのに!!最後に、もともとブルーノートでCDをご購入の方だけって言われてたサイン会に、持ってきたCDとカメラを片手に友人と列に並び、握手してお話してサインもらって、肩を組んで写真まで撮ってもらって本当にHAPPYな夜でした。私はハンスには「I was very excited!You're great!」、キャンディーには「I went to go to you're concert at Fukuoka in 1997.I was very excited!」って必死の思いでドキドキしながらカタコト英語で話したら、キャンディーは「Oh!それは私の初めての福岡公演だったのよ。ありがとう!(英語)」って話してくれたのがとってもうれしかったな。本当にファンを大切にする二人がますます好きになりました。そんなこんなで帰宅したのは夜中2時過ぎで、寝たのは3時でしたが思い出に一生残る夜でした。

席は4人がけで、それぞれ一人で来てるらしき男性2人と同席しましたが、そのうちの一人はワイルドターキーのボトルをキープして、かなりいい飲みっぷり。ライブ中も後も何かと彼の行動に密かに笑わされました。ライブ中もノリノリすぎて一人「フゥ〜!」って大興奮で強烈な声を上げているし、かなり踊りまくってるし、ライブの後にはケータイで友人に、ほろ酔いながらけっこう大きな声で電話をかけていて「今ブルーノートに居てライブ見たんすけど、オヤジ(ハンスのこと)パワー炸裂ですよ!」って(笑)ライヴは人間ウォッチングも楽しい!

■チケットおよびパンフの謎
共演CDではHans&Candy Dulferとなっているのに、チケットとコンサートパンフではCandyの名が先に!!これも日本での知名度の差を物語ってる!?

■サインもらっちゃった(^^)v
『Dulfer!Dulfer!!』のジャケットにいただいたサインをご披露しちゃいます。上がキャンディー、下がハンスのものです!

■リンク
Candy Dulfer Official HP(英語) 
http://www.candydulfer.nl/

Hans Dulfer Official HP(英語)
http://www.hansdulfer.nl/homeflash.htm

Hans Dulfer Official HP(日本語)
http://www.hansdulfer.jp/