CANADA Quebec Tour 2019本文へジャンプ 

2019.9.16 



起床~散歩
爆睡したようなしてないような微妙な感じで朝8時ごろ起床。身支度を整え、備え付けのコーヒーを入れて、持参したミニカップ麺などで朝ご飯をいただきました。海外で食べる日本のカップ麺って本当に美味しいって感じます。それは私が昨夜飛行機で胃痛に襲われたから、胃にやさしい汁物が美味しく感じるからかもしれませんね!!!その後、朝ご飯が終わってホテルの外に散歩に出かけました。昨夜到着時は真っ暗で外観がわからなかったのですが、ホテルは旧市街の歴史地区の中に溶け込み、石造りでとても趣があり、とっても素敵!!! 通りの道路も石畳で、まるでヨーロッパの街角に佇んでいるような錯覚に陥りました。ホテルの周辺を少しだけ散歩して、再びホテルに戻りゆっくりしました。

左にはエレベーター、右にホテルの階段 
2階以上には客室があり、私のフロアは4階だったので専らエレベーター移動でした
 
 くつろぎスペース
新聞や雑誌を読んだりする1F共用スペース
 
左:出口に続くスペース、中央:レストラン、右:くつろぎスペース 
 
 右:各階のエレベーター傍の装飾 右:レンタサイクル
  
サンピエールの全景  
歴史を感じる石造りの重厚な建物ですね
 
窓際のお花の植え込みがヨーロッパ的で素敵です  
  
 サンピエール前より
石畳と縦列駐車の車の様子がまさにさながらヨーロッパを彷彿とさせます
 
文明博物館の前でパチリ
サンピエールの向いに博物館がありました(^_-)-☆
     
かわいい消火栓  画廊のショーウインドゥ  速度制限標識
20キロそれとも20マイル? 




世界遺産ケベックシテイ観光ツアー

■宿泊ホテル集合
初めてケベックシテイに来たのだから、せっかくだし日本語ガイドさんのツアーに参加して、歴史のお勉強をしたいと思い、事前にケベックガイドサービスのツアーに申し込んでいました。最初はケベックに到着後、少し落ち着いたタイミングの9/17の申し込みをしていたのですが、9/17は申し込みが私1人、9/16は他に日本人の参加者がいるからとのことで9/16に変更しました。到着日の次の日の朝になるその代わりに朝の出発が本来7時からだったのを、10時に変更していただくことに。10時になり、日本人ガイドの方がロビーに迎えに来てくださいました。もう一人の日本の方の参加はキャンセルになったのだそう・・・・今回は研修生も同行させていただく旨ご説明があり、私も賑やかなほうがいいので賛成!!!ガイドの高橋さんと若い女学生の研修生2人の3名で、ワイワイスタートです。(途中でもう一人加わって研修生は3名となりました)ケベックシテイには日本人は60名くらい住んでいないとお聞きしてビックリ(-_-;)さらに異国情緒が高まりました。ここには世界中どこでも見かける中国系の方もあまりいなくて、それはフランス語圏だからなのかもしれませんね。スリも少なく、こちらは治安もとても良いそうです。素晴らしいですね!!!

■歴史のある旧市街を巡る
王の広場(ロワイヤル広場)、プチシャンプラン、ダルム広場、テラスデュフラン、セントローレンス川

ユネスコ世界遺産に登録されているこの都市は歴史を感じさせるこぢんまりとした素敵な町です。都市の所々に城壁に囲まれた石造りの建物が並んでいます。最初に案内されたのは船の穂先が突き出ているモニュメントです。水も湧き出ていて、さながら船が地中に沈んでいるようです。そして、1775年にアメリカ大陸軍がカナダに侵攻した時にケベック市を防衛したイギリス人の軍人ガイ・カールトンの石碑、そして次にNHK「世界ふれあい街歩き」で紹介されたという、とっても狭い通路を見学しました。

その後、モンモランシー公園傍にあるケベックの壁画アート(Trompe-l’oeil Fresque des Québécois)を鑑賞しました。ロワイヤル広場からほんの少し脇に入った所にある大きな壁画で、ケベックシティの歴史や生活を描いた近代アートの傑作です。サムエル・ド・シャンプランをはじめとするケベックゆかりの人物が登場し、過去から現在の生活風景が描かれています。 1999年に文化通信省主催でケベック観光名所として作られたもので、20年経った今でも色鮮やかに残る立体感ある壁画は観光客を魅了する観光スポットとなっているそうです。平面だけど立体的に描かれていて、ずーーーーっと眺めていたいようなそんな素敵な壁画でした。

その後ロワイヤル広場勝利のノートルダム教会(Églis Notre-Dame-des-Victoires)へ向かいました。ここロワイヤル広場はカナダで最初にフランス人が入植した場所で、ケベック発祥の地とも言える歴史ある場所です。広場の中央にはフランス王であるルイ14世の銅像があります。ロワイヤル広場に面して建つ石造教会は、1688年にノートルダム教会として建立、その後、英国軍との戦いでフランス軍が1690年と1711年に2度の勝利を収めたことを記念して、教会の名前を「勝利のノートルダム教会」と呼ぶようになったそうです。戦争により一部破壊された教会は1723年に修復され現在の姿となりましたが、オリジナルの石壁部分が現存するカナダ最古の教会として知られています。 ガイドさんによれば、この広場は2002年公開のレオナルド・ディカプリオ主演映画である 「Catch me if you can」のロケ地になったそうで、、レオナルド ディカプリオがトム ハンクスに逮捕されるクライマックスの場面で、2人がロワイヤル広場に立ち勝利のノートルダム教会をバック微笑んでいるシーンの撮影で登場します。 実は私、映画 「Catch me if you can」を見ていない・・・・・見なくっちゃ('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ

ロワイヤル広場の衣料品店でセリーヌ・ディオンのポスターを発見!!!きっと店主の方はセリーヌファンなのかもしれませんね。思わず一緒に写真を撮ってしまいました。

その後プチシャンプラン通り(Quartier Petit Champlain)へ。石畳のプチ・シャンプラン通りの両脇には、17世紀の美しい石造りの建物が並んでいます。 プチ・シャンプラン通りは北米最古のショッピングストリートで、大勢の人で賑わっています。 工芸品、お土産、ファッション、アクセサリー、日用品など45店舗、アートギャラリー、劇場、レストランやカフェなどがあり、どのお店もとてもお洒落。イベントやフェスティバルも開催される活気溢れる一角で、観光客だけでなく地元の人にも人気なのだそうです。この通りで、ウキウキしながらつかの間の時間を散策しながら過ごしました。

その後、ケーブルカーのフニキューレ(Le Funiculaire du Vieu-Quebec)に乗ってアッパータウンのテラスデュフランに向かいます。1879年11月に開通した傾斜45度のケーブルカーは、高低差約60mのロウワータウンとアッパータウンのテラス・デュフランを結んでいます。 ガイドさんたちは首折れ階段を上って先に待っててくださっています。首折れ階段は後日歩いて上ることにして、今回私ははフニキューレに乗ってテラスデュフランに向かいました。チケット(3.50ドル)を購入して順番に乗車し、ほんの3分ほどで到着しました。首折れ階段は、ロウワータウンとアッパータウンを往復するため、1635年に作られたケベックシティで最も古い階段です。プチ・シャンプラン通りの北端部にあり、59段ある階段上方からプチ・シャンプラン通りを見下ろすと、まるで絵葉書のような風景を楽しめる人気の写真スポットとなっています。

フニキュラーを下車するとテラス・デュフラン(Terrasse Dufferin)があります。ここはセントローレンス川やロウワータウンを見下ろし、対岸にあるレヴィ市や、オルレアン島などを眺めながら歩ける全長671mの木製のプロムナードです。 ストリートミュージシャンが音楽を奏で、大道芸人がパフォーマンスを繰り広げて、散歩する人々を楽しませてくれます。今日もパフォーマンスが繰り広げられてとっても賑やかでした。 テラス・デュフランの名前は、ケベックシティをこよなく愛したカナダ総督デュフランに由来しているそうです。 生活の基盤がロウワータウンだったケベックシティの創設者シャンプランが、1620年ごろに新しい居住地としてアッパータウンを開発する際、当時の総督の名を付けたということです。

テラスデュフランに面して建つケベックシティのシンボル的な建物シャトーフロンテナック(Fairmont Le Château Frontenac)は、この街を代表する歴史的高級ホテルです。 1892年にカナダパシフィック鉄道が、アメリカ人建築家ブルース プライス(Bruce Price)のデザインをもとに建設。 フランスの城をイメージして作られたこのホテルは、裕福な旅行者を対象に鉄道旅行とのパッケージツアーとして販売促進されていました。 現在はフェアモントホテルチェーンが所有しています。英国エリザベス女王やモナコのグレース王妃、ウィンストンチャーチル、アルフレッド ヒッチコック、レオナルド ディカプリオ、アンジェリーナジョリーなどケベックシティを訪れたのほとんどの著名人がこのホテルに滞在しているとのこと。もちろんカナダケベック州が故郷のセリーヌ・ディオンも宿泊しました。一度は宿泊してみたいのですが、私のような小市民には宿泊費が少々お高いので。。。。眺めるだけでした。今回は外壁の修復が行われていたので、一部はスモッグに覆われていて残念でした。

ここで長い坂を上り、戦場公園に続くテラスPierre Dugua De mons Terraceへ到着、そこからシャトーフロンテナックやセントローレンス川を眺めました。港には外国の豪華客船が停泊しています。乗客の皆さんのみならず乗組員さんもケベックシテイでつかの間の休養ですね。『ケベック』の地名の意味は、カナデイアンの言葉で狭い水路、川幅の狭くなった所と言う意味だそうで、チェベックが訛ってケベックとなったとのこと。ここはセントローレンス川の流域の中でも最も川幅が狭く100メートルしかないそうです。って日本の感覚で言えばそれでも広いと思うのですが(笑)このセントローレンス川のおかげでケベックでは交易が栄えたのですね。

船の穂先が突き出ているモニュメントLa Vivrière 下段右)映画撮影時にトム・ハンクスが宿泊したホテル
 
イギリスの軍人ガイ・カールトンのプレート 
NHK「世界ふれあい街歩き」で紹介されたとっても狭い通路 
 カナダ先住民イヌイットのアートショップ
ホッキョクグマの銅像が可愛いです(^_-)-☆
  
  ケベックの壁画アート
平面ながら立体的で凹凸が感じられます
     
ロワイヤル広場とノートルダム教会
時期限定でしょうか、フランス王ルイ14世の銅像を囲んだスノーボールが素敵です(^^♪
 
ロワイヤル広場の衣料品店でセリーヌ・ディオンのポスターを発見
屋根は雪が落ち易い造り
(雪国の知恵ですね)
 
古い家はまだ現役 
1963年にグレニョンさんが住んでいた家
兵隊の通り道
昔の兵隊さんは背が低かった!!!
家をつなぐ渡り廊下
城壁都市だけに敵からの避難用
だったそう 
ロウワータウンから見上げるシャトーフロンテナック   
 
 王様の砲台(Royal Battery)
セントローレンス川に向かって並ぶ砲台
  ロウワータウンよりアッパータウンを望む
  
  首折れ階段
プチシャンプラン通りより階段上部を望む
 
  首折れ階段
階段上部よりプチシャンプラン通りを望む
北米最古の商店街プチシャンプラン通りの風景  
 バイオリンを弾くアーティスト
素敵でおしゃれなレストラン  
 無名の労働者たちを描いたフレスコ画
 
フニキューレの上り口  
  
 
数分でアッパータウンのテラスデュフランへ移動 
 テラスデュフランに到着
ケベック植民地の基礎を築き「ヌーヴェル・フランスの父」と呼ばれるサミュエル・ド・シャンプランの像
威風堂々なシャトーフロンテナック
テラスデュフランの風景
セントローレンス川を一望
 シタデルに面したテラス
 
テラスに立つ銅像
テラス(Pierre Dugua De mons Terrace)からシャトーやセントローレンス川を望む
素晴らしい展望です!  


ホーリー トリニティ教会

ケベックシティーのシンボル「シャトー・フロンテナック」の脇にひっそりとあるホーリー トリニティ教会です
入場はせず外観のみの観光でしたが、とっても趣のある姿でした。



ノートルダム教会
その後、ノートルダム教会を訪れました。アッパー・タウンに建つノートル・ダム大聖堂は、正面から見て左右の塔の形状が異なる左右非対称型で、バロック様式の傑作といわれています。ルイ14世から贈られた祭壇のランプや、聖母マリアの生涯がを描いたステンドグラスなどの美術品が、聖堂内を彩っています。 サミュエル・ド・シャンプランをはじめ、フロントナック伯爵、ケベックで最初の司教であるフランソワ・ド・モンモランシー・ラヴァルなど、この街の歴史には欠かせない偉人たちも、ここに眠っているとのこと。1763年のパリ和平条約によって、イギリスが北アメリカのフランス植民地を獲得した頃、アメリカでは独立の気運が高まっていました。このためイギリスには、 反英感情を持つケベックの人々が、触発されて独立運動を起こすことを阻止する必要がありました。そこで1774年に「ケベック法」が制定されました。ケベックに数々の特権を認めるこの法律により、プロテスタントが主流であるイギリスの支配下にありながら、ケベックでは従来通りカトリックの信仰が認められたのでした。このような時代を通じ、ケベックで常にカトリック信仰の中心を担ってきたのがノートル・ダム大聖堂でした。1647年に創設された大聖堂は、英仏抗争の時代に破壊され、その後も度々火災に見舞われています。 再建を繰り返し、現在の姿になったのは1925年のことなのだそうです。実際に見学してみると、内装はキラキラとゴージャスで圧巻の一言でした。


ノートルダム教会
左側の塔の修復が行われていました
入口から中央の祭壇を望む
豪華絢爛な内部の様子
黄金の像 中央祭壇前 ラバル司教の墓


レストランにて昼食
画家の皆さんが絵画を販売しているトレゾール通りなどを見ながら、ダルム広場に面したフレンチレストラン「Chez Jules」に到着。ランチタイムです。ツアーに組み込まれていたレストランですが、雰囲気がよくお店の方も親切でとっても美味しかったです。

トレゾール通り レストランが並びます

レストラン「Chez Jules」
レストラン内の様子   ピクルス
 水は無料です(笑) 赤ワイン   スープ
牛肉のステーキとポテト  
フォカッチャ コーヒー デザート
食後にレストラン前でパチリ


サンタンドボープレ教会
サンタン・ド・ボープレ大聖堂はカトリック三大巡礼地として知られており、足の病気、怪我を直す奇跡の教会とも言われています。教会内部のステンドグラスや壁画の美しさはとって壮麗でも素晴らしいです。印象的なバラ窓、聖母子像像など、巡礼者がこの教会で救われていた風景が目に浮かぶようでした。地下にはローマのサンピエトロ寺院にあるミケランジェロ作のピエタ像を模したものがありました。実際のピエタ像を現地で見たのですが、こちらは遥かに実物より大きかったです。

サンタンドボープレ教会
サンタンドボープレ教会内部(正面奥)
 サンタンドボープレ教会内部(入り口側)
バラ窓が印象的です!!!
 
     
 入口ドアの彫刻  床のモザイク
  
 ステンドグラスに映える聖母子像 
多くの像が各部屋ごとにあって、圧巻です
幻想的なロウソク  
  
 地下の部屋
ローマ・バチカン教会にあるピエタ像を模したもの  


モンモランシーの滝

モンモランシー滝は落差84メートル、幅46メートル、滝壺の深さ17メートルの滝で、落差については同じくカナダ国内にあるナイアガラの滝よりも約30メートル高いそうです。滝はモンモランシー川がセントローレンス川に流れ込む合流点(河口部)付近にあり、オルレアン島に面しています。滝の名称は、のちに1620年から1625年にかけてヌーベルフランスの総督を務めることとなるモンモランシー公アンリ2世を讃え、1613年にサミュエル・ド・シャンプランによって名付けられました。周辺一帯は「モンモランシーの滝公園」( Parc de la Chute-Montmorency)となっていて、観光向けの設備・施設が整備されています。滝の周辺には簡易の展望台や階段があるほか、最上部に吊り橋が架けられており、様々な角度から滝を一望できるようになっており、また滝壺と最上部とを結ぶケーブルカーも運行されています。今回は吊り橋を渡って迫力の滝を体験しました。吊り橋の隙間から下が見えていて高所恐怖症の私は足がゾクゾク、さらに「ゴーーーーッ」と轟音を立てて流れる滝の様子に心臓がバクバクしました。こじんまりとした滝ではありますが、あの雄大なナイアガラの滝よりも落差が大きいと聞いて本当にびっくりでした。大自然万歳!!!


 モンモランシー滝(車窓より)
この上の吊り橋に向かいます
 大迫力の滝の様子(吊り橋より)
 
 滝の実際の映像
吊り橋で高所恐怖症な私は足がすくみっぱなし('◇')ゞ  
滝を降りた水はセントローレンス川に合流  
橋を渡った先はオルレアン島です
モンモランシー滝公園の案内所


オルレアン島
オルレアン島(ile d'Orleans) はケベック市の郊外に位置するセントローレンス川に浮かぶ、全長34キロののどかな島。自然豊かなオルレアン島は、リンゴ園やイチゴ園、メープルシロップやチョコレートショップなどがあり、新鮮なフルーツや食材、季節ごとに楽しめる景色も素敵な場所です。(余談ですが、メープルシロップはカナダケベックが世界中のシェアを独占しています。)途中の農場では収穫する風景が多くみられました。収穫する労働者の方は国外の出稼ぎの方が多いそうです。。。。途中、産直販売所に立ち寄って、新鮮なフルーツと食材を堪能しました。リンゴは日本のものと比べると丸かじりタイプの小ぶりのものが多いですね。イチゴやラズベリーなどもとってもおいしそうでした。最後にガイドさんが私のためにお土産でイチゴを買ってくださいました!!!本当にありがとうございます(*^^)v最後にオルレアン島からケベック市内が見渡せる川岸で写真を撮りました。


 リンゴのオブジェが印象的な産直販売所  
もぎたてリンゴがとっても美味しそう!!!  
 お店入り口  青リンゴ  赤玉ねぎ
ツヤがすごくてキラキラ
 イチゴ  ラスベリー  メープルシロップ
オルレアン島からケベック方面を望む  

ケベック州議事堂
ケベック州議事堂(Hotel du Parlement) はフランス系カナダ人の建築家·エティエンヌタシェ(Eugène-Étienne Taché )によって、1886年に建てられたフレンチ・クラシック様式の建物です。この州議事堂は、上から見ると100メートルの正方形になっているそう。英仏戦争の影響で、フランスにもイギリスにも占領された時代があり多くの影響を受けたケベック、現在はカナダにありながら、フランス文化を信仰し、カナダから独立したいという意思を持っているケベックは政治的にも少し複雑な状況ですが、この州立議事堂がその舵取りをになっているのでしょうか。

エティエンヌタシェが、このケベック州議事堂を作ったとき「私たちは百合(フランス)の花の下で生まれ、バラ(イギリス)の花の下で育った。それを私は忘れない」と記された碑を残したそうです。ジュ・ム・スヴィアン(Je me souviens)はフランス語で「私は忘れない」という意味。でもこれは決して恨みつらみではなく、民族団結の言葉なのだそう。この言葉は正式なケベック州のモットーとして、走っている車のナンバー全てにも刻まれていました。

ケベック州議事堂前にあるツアーニーの噴水(Fontaine de Tourny)は、2008年に1608年にシャンプレインが開拓してから400周年の記念に建てられたもの。2008年はケベック州の街のいたるところで様々なものを建造したりイベントが開催されました。セリーヌ・ディオンの戦場公園でのコンサートもその一つです。ちなみにここは韓国の人気ドラマ「トッケビ」のロケ地として使われたそうで、ロケ地巡礼にこられるかたも多いそうです。ケベックで韓国の方をチラホラ見かけるのはそのせいなんですね!


ツアーはここで終了。とても充実したツアーで大満足です。ホテルまで送って下さいました。ガイドの高橋さんと研修生さん達にお礼をしてお別れしました。ここで高橋さんからケベックコンサートで滞在しているセリーヌ・ディオンについてのシークレット情報をいただきました。この時は全然信じていなかったのですが・・・・・(つづく)


ケベック州議事堂
逆光だったので、写真が黒っぽくなってます('◇')ゞ
 左)州議事堂の前で記念撮影 右)ツアーニーの噴水


■ツアー終了後の買い出し散策~晩御飯~就寝
ガイドさんが教えてくださった貴重な食料品店「Epicerie Richard」を目指して、少々散策しました。旧市街はすべて徒歩圏内、とっても快適です。夜や朝ご飯のサンドイッチやパン、飲み物、スナックなどを購入しました(^_-)-☆今日は一日とっても充実した時間を過ごせましたが、活動した分、とても疲れたのでぐっすり眠れそうです。食事後、ゆっくりとお風呂に入り眠りました。
ここで衝撃の事実が判明。。。。私ときたら日本語ガイドブックを行きの飛行機の座席ポケットに入れたまま忘れてきたようです。現地でガイドマップは手に入れど、表記はフランス語と英語です。一人旅には自国のガイドブックは必須です('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ不安で不安で仕方ないものの、ここはネットで情報収集するしかないと、どうにか気を落ち着けました(苦笑)


 テラスデュフラン
奥にノートルダム教会を望む
 立派な建物は政府機関
 ダルム広場
「信仰の記念碑」と呼ばれる噴水
 
博物館「Musee Du Fort」  観光馬車「カレーシュー」
二階建て観光バス
 博物館「Musee Du Fort」の裏には政府機関の建物
あちこちに並ぶオーベルジュ
左の赤い屋根のホテルはレストランが併設されたオーベルジュ デュ トレゾル イン
右は観光案内所が併設されたモーガンホテル  
  
左)滞在中重宝した食料品店 中央)赤ワイン 右)オルレアン島のお土産