CANADA Quebec Tour 2019本文へジャンプ 

2019.9.17 



(午前)ケベックシテイ観光~戦場公園、シタデル、サンルイ門、キャノンベルなど
■戦場公園
疲れていたのでぐっすり眠れるかと思いきや、浅い眠りで遅めの朝9時ごろ起床。身支度を整え、備え付けのコーヒーを入れて、食料品店Epicerie Richardで購入したサンドイッチや持参したミニカップ麺などで朝ご飯をいただきました!!!その後、早速行動開始。今日は気温が低くて冷えてブルブル震えるほどです。こんな服装で耐えられるだろうか・・・歩けば温まるかな?などと自問自答していました。加えて最悪にも日本語ガイドブックがないままの不安な観光でしたが、歩けばなんとかなるさということで、ホテルから徒歩でロワイヤル広場から首折れ階段、テラスデュフラン、ウルスリンヌ博物館あたりを通過、その後サンルイ通り沿いにのんびりと歩き、戦場公園へ向かいました。戦場公園はものすごく広い公園です。想像できませんが、ニューヨークのセントラルパークくらいの大きさでしょうか?
ここ戦場公園は1759年に英仏戦争の激戦地となった場所で、「アブラハム平原」とも呼ばれています。アブラハム平原の戦いでフランス軍は敗れ、ケベック州はイギリスの植民地となりました。セントローレンス川に面した高台にある広大な芝生の公園で、現在は市民の憩いの場になっています。

私のようなセリーヌファンにとっては、ケベックの400周年を記念して2008年8月22日にここアブラハム平原で無料コンサート「Celine Sur Les Plaines」が開催されたことが思い出されます。25万人以上のファンが会場を埋め、3時間もの間、立ち見でセリーヌの歌う数々のヒット曲を楽しんだそうです。セリーヌはフランス語ですべての歌を歌い、セリーヌ・ディオンと親交のあるアーティストや自身のファミリーも総出演でケベックの民謡などを歌ったり踊ったり、大いに盛り上がりました。(この模様はDVDで発売されています!!!)コンサートの前日の8月21日にはケベックシティのラバル大学で名誉博士号を授与され、同大のブリエール総長は「ディオンさんは、プロフェッショナリズム、人間性、努力の鑑とも言える人物」と称えたそうです。素晴らしいセリーヌ!!!

Celine Dion Celine Sur Les Plaines


広大な公園で歩いても歩いても端っこに着きません・・・高低差もあって私の足は既にヘトヘトです。多分ここは公園の真ん中くらいだったのかもしれませんけど、持参したセリーヌの「Celine Sur Les Plaines」Tシャツを芝生の敷いて写真をパチリ。400周年コンサートが開催されたこの場所で、思いを馳せました。(さすがに半袖Tシャツなので、着用するまでには至りませんでした・・・・苦笑)イギリスとフランスの戦争が繰り広げられたこの公園には砲台のオブジェがあり、激しい戦いの面影が感じられました。公園の高台から眺めるセントローレンス川の風景は格別でした。

ロワイヤル広場のルイ14世 ノートルダム教会 たなびくケベック旗
モニュメントの背後にあるのはウルスリンヌ博物館 
モニュメントに記されている
ジュ・ム・スヴィアン(Je me souviens)
手のオブジェです 車のナンバープレートに記されている
ジュ・ム・スヴィアン(Je me souviens)
戦場博物館
広大な戦場公園
芝生の緑がとても眼に優しいですね
見張り塔マーテロタワーと砲台
砲口はセントローレス側の対岸に向けられています  
 アブラハム平原(戦場公園)での戦争の歴史が記されています
 対岸に向く砲台 公園に来たぞ!!!  セリーヌのケベック400周年Tシャツ
紫陽花のお花でしょうか、可愛いです  
 
公園で拾ったメープルリーフ  
戦場公園からセントローレンス川を望む 

吹きすさぶ冷たい風の中、シタデル方面に戻ります
(丘の上が奥がシタデル)
 


■シタデル
戦場公園内をテラスデュフラン方面にUターンし、シタデルに向かいました。シタデルはディアマン岬の上に建つ星形の要塞です。現役の軍隊が駐屯している要塞としては、北アメリカ最大の規模となっています。この要塞はものすごく広くて、なかなか入口までたどり着けません。歩いて歩いてやっとのことで、入口正面へ。入場した後、遠目でしたが、ちょうどそのとき衛兵のセレモニーが開催されていたようで、見ることが出来ました。黒い帽子に赤い制服、、、カッコいい!!!イギリスの衛兵さんと同じ姿です。目の前で直に見ると感動もひとしおでした。ガイドツアーも開催されているようでしたが、雰囲気だけちょっと味わえたということで、私はここでシタデルを後にしました。

シタデルの入口正面に向かう入場口
(下写真のYou are hereのあたり)
星形のシタデル要塞の全景
シタデル入口
衛兵と兵隊の姿
帽子のもふもふが温かそう(^_-)-☆


■サンルイ門
シタデルから少し歩いてサンルイ門へ。ケベック歴史地区は城壁に囲まれていて、サンルイ門は旧市街(サンジャン通り)から新市街(グランダレ通り)への出口となっています。すごく雰囲気があって素敵でした。城壁沿いのちょっと離れたところにサンジャン門があったのですが、ガイドブックがなくて。。。この時は存在を忘れていていけませんでした(グスン)

サンルイ門
サンルイ門をシタデル方面に上ります
サンルイ門を横断します
モノクロで雰囲気出してみました!!!


■ケベック州立議事堂でトイレ休憩
昨日も外観を観光した議事堂へ。ここで昨日のツアーガイドさんご一行と再会。今日は別のお客さんたちをご案内されていました。議事堂ではただのトイレ休憩のつもりだったんですが、入場時に荷物検査受けたり、ゲートをくぐらされたりと厳重なセキュリティーチェックを受けての入館となり、わけがわからない状態でした。そんなことより早く早くっ!!!ただのトイレ休憩なのに~~とほほ。休憩後ほっとしたところ、せっかくなので一応館内を回りました。議員さんの出欠プレートがあったり、議会室があったり、蔵書がたくさんストックしてある昔ながらの重厚な図書館があったり。。。まさにここは格式高い議事堂です。私はここに展望台があるかと勝手に勘違い、展望室に行こうかと頑張りましたが、ここにはあらず・・・別のビルディング(キャピタル展望台)だったようです。(東京都庁じゃないって、本当私ってわけわかめ~~苦笑)休憩のはずが逆に疲れてしましたが、今回は入場出来ていい機会となりました。
今回私はただ議事堂に入場しただけですが、それはガイドツアーの申し込みをしてたのと同じだったようで・・・結果的にガイドさんに説明を受けず勝手に回っていた私。。。。ガイドブックがないって本当に辛いなあ・・・実感しました。

ケベック州立議事堂
建物の外壁はもちろん周囲の通りには偉人たちの銅像がずらり並びます
 
キャピタル展望台
州議事堂ではなく、本来行きたかった展望台はこちらでした(苦笑)

実は戦場公園からしっかりと見えてたのでした(;^_^A


■キャノンベル

サンルイ通りをテラスデュフラン方面にUターンしてダルム広場方面へ戻ります。途中で、木の根元に砲弾が挟まっている「キャノンベル」の木を見つけました。戦火に巻き込まれたケベックの歴史が伺われる思いでした。

この木は相当な樹齢だと思われます・・・・ 
 
キャノンベル
 樹の幹に挟まっている砲弾の姿を鐘に見立てています
見ていると何だか胸が痛みました




Le Chic Shackで昼食

ケベック要塞博物館にあるハンバーガーショップLe Chic Shackで昼食タイム。気温が下がっていて身体が冷えていました。ここはアルコールで身体を温めようと、手作りのビーフバーガーやメープルのかかったポテトチップスと共に、ビールをいただきました。とっても美味しかったです。かなり歩き疲れてくたくた、食事しながら休憩しました。


Le Chic Shack外観 
 要塞博物館内にあります 店内の様子  店内からダルム広場を望む 
 
 ボリュームのあるビーフバーガーとメープルがけのポテチ
そしてお決まりのビールです(〃艸〃)ムフッ


(午後)プチシャンプラン通り散策&Petite Cabane A Sucre De Quebecでメープルソフトクリーム
食後にプチシャンプラン通りをお散歩して、ウィンドーショッピング。寒かったので上着でも買おうかと探したのですが、私に合うものがなかなかなく・・・・結局メープルの専門店Petite Cabane A Sucre De Quebecで、メープルクッキーやバターなどのお土産をお買い物をしました。寒いと言いつつ、メープルソフトを食べてる私(苦笑)とっても美味しかったです。その後ホテルに戻ってゆっくりと休みました。

メープルの専門店Petite Cabane A Sucre De Quebec
  
名物 メープルタフィ
メープルを氷の上に伸ばし、くるくる巻いていただきます
寒い中でのメープルソフトとっても美味しかったです
  ケベックの壁画アート
 ケベックの壁画アート案内板
案内板を見ながら著名人をご確認クダサイ!!

(※案内板は拡大もしくは右クリックでDL下さい)
 (1)はジャック・カルティエ (2)はサミュエル・ド・ジャンプラン」